山口達也さんの事件で思うこと
山口達也さんのニュースが、ようやく静まりつつあります。ひどい事件でしたが、これは山口達也さんが芸能人であり、ジャニーズの所属であったからここまでひどいことになった気がします。
あえて言っておきますが、彼の侵したことは犯罪です。やってはいけないことです。反省すべきことですし、許されるべきことではありません。
実際、その事件で彼がしたことはキスだけだったかもしれません。
でもね、キスにもいろいろあるわけです。
酔っ払った勢いで思わずチュッ程度のキスもあれば、
酔って目もすわってて、相手を押し倒した上での力任せのディープキスであった可能性もあります。
おそらく、後者に近いものだったんじゃないかと思うんです。軽いキス程度ならここまでの騒ぎになんてなり得ないし、訴えられるなんてことにはならなかったはず。
だから、恐怖心を与えるようなキスをして、山口さんは書類送検されるまでになったわけです。
しかし、擁護というのではないですが、彼を100%袋叩きにして良いとまでは、私は思わないんです。
彼の人生において、良心的に熱心に励んだ日々もあったはずです。苦労もたくさんあったろうし、嫌な仕事でも引き受けざるを得なかったこともあるはずです。そのうえ、芸能人って、生活が世間にさらされてしまう。そういう仕事を選び、辞めなかったのだから、それもそれで彼の責任なのかもしれませんが。
私が言いたいのは、彼もただの人です。
人間には、完全悪も完全善もないと思うんです。
もちろん、生まれながらの気質でサイコな人もまれにはいるかもしれません。
でもね、おおかた、ほとんどの人は善と悪が混ざり合って混沌としてると思います。
追い詰められた人間は、どこかでまたストレスを吐き出すために犯罪を犯す可能性があります。
だから、彼のしたことは間違いであるし、許されるべきことではない。彼は反省すべきです。だけれども、私たち赤の他人には彼を100%袋叩きにして良いわけではありません。
被害者はもちろん救われなくてはならない。
そして、加害者も心底反省した上で、救われる世の中の方が私は良いと思います。
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